「爆弾と手紙」第二話
第二話 告白と証拠
西丸「なあ、みんな!自分の色カードを掲げようぜ!!そうしたらこのゲーム終わりだろ?」
戸田(おいおいまじか)
?「みんな落ち着きなよ。西丸はヘイトを集めているだけ」
ゆい「爆弾は一枚だけ。一人の標的に爆弾が集まればそれだけ無駄になる。こいつはそれが狙い」
西丸「話し合いでそれは防げるだろ」
?「たった三分の話し合いでか?」
番長「それにゲームマスターはそんな展開望んでないだろ」
ゆい(うわっ、それ私が言いたかったやつ)
西丸「それはわかんないぜ。なあこーちゃん」
GMこーちゃん「プレイはみんなにまかせるよ」
西丸「だってさ」
ゆい「西丸、だまっとけ」
?「みんな、黙っちゃったから言うね。私、みんなと停戦したいな!」
ひかり「私との停戦に賛成してくれる人!」
?「声を大にして!賛成いたします!」
ひかり「にのきん君、ありがと~」
にのきん「いえいえ、仲間ができるのはうれしいことでありますからね」
ひかり「ほかの人は?」
ちゃんとも(ウケる)
戸田(にのきんがいるとなるとね。でも停戦ってのはアリだな)
こーちゃん「残り一分だよ」
戸田(何か勝負が有利に働くことを考えなくちゃ。おそらくこの1Rではみんな手紙を書くはず、そしてより多くの手紙を獲得すればするだけ有利。普段の人望も大きく働く。多分ちはるちゃんが一番多く手紙を得る。そこを覆すような発言。みんなは手紙で何を望む。)
こーちゃん「のこり30秒」
戸田「僕はこのラウンドで手紙を出さない」
戸田(みんなが望むのは自分への返信。つまり2Rで手紙を3通持つことになる僕は返信の確率が高い。これでいいはず)
「俺もこのラウンド手紙は出さない」
戸田(翔太君も同じことを……)
GMこーちゃん「話し合いは終わり!ポスティングに移ります。自分のやることが終わったら手を挙げてね。全員が手を挙げたら回収して封筒をみんなに届けるよ」
数分後
戸田(手紙が来なければ、正体探しから取り残される。頼む来てくれ。)
戸田(来たのは一通。内容は。)
こんにちは
戸田くん
私はちはる
次の話し合いで
GMに質問するから
それが証拠!
そして私の色は
オレンジ
第三話に続く
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